産経ニュース

ニュース 国際

記事詳細

更新


ローマ法王、核戦争を懸念 原爆に触れ「教訓学ばず」

ローマ法王フランシスコ(共同)  ローマ法王フランシスコ(共同) 

 ローマ法王フランシスコは2日、イタリア中部で行われた第2次世界大戦の戦没者追悼行事で演説し、日本の原爆被害に触れながら「人類は教訓を学んでいないし、学びたいと思っていないようだ」と嘆いた。核実験などを繰り返す北朝鮮と米国の関係が緊張する中、核戦争への脅威が高まっていることに懸念を示した。

 法王はさらに「世界は今、より強く戦争に向かっている」と述べて各地で紛争が絶えない現状に危機感を示し、全てを破壊する「無益な虐殺や戦争はもうやめよう」と反戦を強く訴えた。

 法王は日ごろから、核兵器廃絶を呼び掛けている。バチカンでは10、11日に非核と軍縮をテーマにした国際会議が開かれ、日本原水爆被害者団体協議会(被団協)事務局次長で、長崎で被爆した和田征子さんが参加する予定。

「ニュース」のランキング