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カタルーニャ自治州が「独立宣言」を可決

27日、スペイン・バルセロナで、カタルーニャ自治州議会の「公式の独立宣言」決議を喜ぶ人々(ロイター) 27日、スペイン・バルセロナで、カタルーニャ自治州議会の「公式の独立宣言」決議を喜ぶ人々(ロイター)

 【パリ=三井美奈】スペイン東部カタルーニャ自治州の州議会は27日、州の「独立宣言」を賛成多数で可決した。中央政府は独立へ動く同州に対する自治権の一部停止を国会上院に求め、上院は同日、承認した。州と国の亀裂は決定的となった。

 「独立」決議案は、州議会の独立強硬派が27日に提出。「主権を持つカタルーニャ共和国」の成立をうたっている。採決に際して、中央政府のラホイ首相の保守系与党・国民党や野党・社会労働党など、独立反対派の州議会議員は議場を退席し、抗議を表明した。

 検察当局は、公式に「独立宣言」が採択されれば、プチデモン州首相や政権幹部を訴追すると警告していた。今後、逮捕される可能性もある。

 一方、ラホイ氏は27日、国会上院で演説し、「(州政府の)権力乱用からカタルーニャを救うための措置だ」と述べ、自治権停止の必要性を訴えた。上院の承認を経て、自治権が停止されれば、1978年に憲法が制定されて以来初めてとなった。自治権停止が公布されれば、プチデモン氏ら州政府幹部は失職する。ラホイ氏は6カ月以内に州議会選挙を行うと表明している。

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