産経ニュース

【中国共産党 宿命の権力闘争史】改革開放の鄧小平も3度失脚 反習近平派の復活、期待する声も

ニュース 国際

記事詳細

更新

【中国共産党 宿命の権力闘争史】
改革開放の鄧小平も3度失脚 反習近平派の復活、期待する声も

 中国を改革開放に導いた最高実力者だった鄧小平(1904~97年)は、党内権力闘争で「3度の失脚」を経験したことで知られる。

 パリとモスクワ留学から帰国し、農村でのゲリラ活動に参加していた1931年、党中央の路線闘争に巻き込まれて失脚。35年に復活し、軍指導者として国民党の内戦で活躍したが、建国後に毛沢東の経済政策に非協力的だったため「走資派(資本主義の道を歩む実権派)」と批判され2度目の失脚。67年に江西省に下放され、農村で過酷な労働に従事した。

 73年に毛に許され復活し副首相に。だが76年に党内の保守派との対立が表面化。職務を剥奪され、3度目の失脚。だが毛死去と文化大革命を推進した四人組逮捕を経て、77年に副首相として中央政界に復帰した。

 共産党内の反習近平派の幹部の中に、最近失脚した薄煕来氏や、令計画氏に対し鄧小平のように復活してほしいと期待する声もある。(河崎真澄)

「ニュース」のランキング