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【紅い野望 2期目習体制(上)】対米協調を装い強国外交 「日本側が慣れればよいだけ」の対日恫喝は再考も

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【紅い野望 2期目習体制(上)】
対米協調を装い強国外交 「日本側が慣れればよいだけ」の対日恫喝は再考も

新たに選出された指導部のメンバーの前を横切る習近平国家主席=25日、北京の人民大会堂(AP) 新たに選出された指導部のメンバーの前を横切る習近平国家主席=25日、北京の人民大会堂(AP)

 「中国共産党大会の期間中、世界165カ国、452の主要政党から祝電をいただいた」

 北京の人民大会堂で記者会見に臨んだ習近平総書記(国家主席)は、世界の中心に共産党があると言わんばかりに上機嫌だった。

 習氏は党大会で行った政治報告で、1949年の建国から100年を迎える今世紀半ばまでに、さらなる経済発展で「世界一流の軍隊」建設を目指す「強国路線」を重ねて強調した。

 冷戦終結から四半世紀。米国1極の世界秩序に対抗して、米国と比肩、あるいは米国を凌駕(りょうが)する国力を中国が備えるという“覇権宣言”だったといえる。

 習氏の視線の先には、11月8日に初訪中するトランプ米大統領の存在がある。だが、強硬姿勢ばかりではない。習氏は25日、別のシグナルをトランプ氏に送っている。

 楊潔●国務委員を政治局員に昇格させたことだ。外交トップが政治局入りするのは銭其▲元副首相以来で約15年ぶり。楊氏は駐米大使や外相を歴任し、米国、特に共和党とのパイプが太いことで知られる。

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