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サイバー攻撃、北朝鮮が関与? 過去のプログラムに類似 専門家「外貨獲得に活用」

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サイバー攻撃、北朝鮮が関与? 過去のプログラムに類似 専門家「外貨獲得に活用」

 24日に判明した大規模なサイバー攻撃を仕掛けた犯人は特定されていないが、サイバーセキュリティーに詳しい専門家の間では、過去の手口から北朝鮮の関与を疑う見方が出ている。

 ランサムウエアの被害は今年5~6月にも世界各地で発生。ロイター通信は5月中旬、ランサムウエアのプログラムコードの一部が、北朝鮮のハッカー集団「ラザルス」が過去の攻撃で使ったプログラムに類似していたと報じた。

 元韓国国防省北朝鮮情報分析官で拓殖大客員研究員の高永●(=吉を2つヨコに並べる)(コ・ヨンチョル)氏は「これまでの手口を考えると、今回も北朝鮮の攻撃である可能性は高い」と指摘。高氏は、北朝鮮とみられるハッカー集団が5月以降、韓国の3カ所以上の仮想通貨取引所をサイバー攻撃したことに言及し、「経済制裁に直面する中、北が外貨獲得のためにサイバー攻撃を活用している」と話した。

 一方、北朝鮮のサイバー能力を研究する元陸上自衛隊通信学校長の田中達浩氏は「犯行を断定するのは早い」とした上で「もし北の犯行であれば、通信インフラが整備された他国に潜入して攻撃しているのは間違いなく、発信地から関与を割り出すのは困難だ」と話した。(板東和正)

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