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WHOがムガベ・ジンバブエ大統領を親善大使に指名も、欧米などから反発受け撤回

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WHOがムガベ・ジンバブエ大統領を親善大使に指名も、欧米などから反発受け撤回

ジンバブエのムガベ大統領 ジンバブエのムガベ大統領

 世界保健機関(WHO)がこのほど、アフリカ南部ジンバブエのムガベ大統領(93)を親善大使に指名したが、ムガベ氏の強権支配に批判的な欧米などの反発を受け、一転して撤回に追い込まれた。AP通信などが23日までに報じた。

 アフリカ出身者として初めてWHO事務局長になったエチオピアのテドロス元保健相は18日「ジンバブエは全ての国民の健康増進を政策の中心に据えている」と称賛。心臓病や脳卒中の予防活動を支援する親善大使にムガベ氏を指名した。だが、ムガベ氏は1980年の独立以来実権を握り、欧米を中心に「独裁者」と批判されている。ジンバブエの経済は混乱し医療体制も不十分だ。

 親善大使指名について米政府は「人権を尊重するという国連の理念に明らかに反している」と批判。テドロス氏は22日になって「人々の懸念に注意深く耳を傾けた」との声明を出し、指名を撤回した。(共同)

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