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【中国共産党大会】“本物”の「台湾代表」に注目 中台分断後世代初の台湾生まれの女性

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【中国共産党大会】
“本物”の「台湾代表」に注目 中台分断後世代初の台湾生まれの女性

昨年10月の中国共産党大会に台湾代表として参加した廬麗安さん=北京の人民大会堂(共同) 昨年10月の中国共産党大会に台湾代表として参加した廬麗安さん=北京の人民大会堂(共同)

 【北京=田中靖人】北京で開催中の中国共産党大会で、「台湾代表」の女性が注目を集めている。1949年の中台分断後世代で初めての台湾生まれとなる廬麗安氏(49)だ。開幕日には台湾統一を目指す党の思惑通りの発言をし、台湾メディアが一斉に報じた。ただ、台湾からは反発の声も上がる。

 中台双方の報道によると、廬氏は68年に台湾南部・高雄で生まれ、名門校の政治大学を卒業。英国で文学博士を取得し、97年から上海復旦大学で教壇に立っている。共産党入党は2015年と、ごく最近だ。

 共産党は1973年の第10回党大会から台湾籍の党員代表団を出席させているが、いずれも49年の中華人民共和国建国と中台分断以前に台湾で生まれ中国大陸で暮らす人物か、その子孫。今回の代表10人のうち、分断後の台湾生まれ台湾育ちは廬氏だけだ。

 廬氏は18日、人民大会堂で取材に応じ、台湾語を交えて、共産党は「時代の流れに合った政党」と称賛。「台湾を愛するなら祖国の大陸(中国)も愛せる」「歴史は選べないが未来は作れる」などと、統一を呼びかけた。

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