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【中国共産党大会】江沢民、胡錦濤氏ら長老の面々…衰え隠せず

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【中国共産党大会】
江沢民、胡錦濤氏ら長老の面々…衰え隠せず

第19回中国共産党大会で活動報告を終え、自席で笑顔を見せる習近平総書記(中央)。右は江沢民元総書記、左は胡錦濤前総書記=18日、北京の人民大会堂(共同) 第19回中国共産党大会で活動報告を終え、自席で笑顔を見せる習近平総書記(中央)。右は江沢民元総書記、左は胡錦濤前総書記=18日、北京の人民大会堂(共同)

 【北京=河崎真澄】18日の中国共産党大会開幕式で人民大会堂のひな壇最前列には、中央の習近平総書記をはさんで、91歳の江沢民元総書記や74歳の胡錦濤前総書記ら党長老たちも座った。党大会に向けて激しい権力闘争を繰り広げたにもかかわらず、習氏は政治報告を終えた後、胡氏、江氏と両手で握手を交わし、党の団結を演出してみせた。

 午前9時、壇上の左手から習氏の次に江氏が係員に支えられ、ゆっくり登場。その後に胡氏が続き、3代トップが並んで着席した。

 約3時間半の習氏の演説中、江氏はときおりルーペで演説原稿を見る以外、ほとんど目をつぶり、拍手が起きると反射的に両手を出していた。時間を気にしたり、あくびをしたりする場面も。胡氏はたんねんに原稿に目を落としていた。

 最前列には100歳の宋平・元政治局常務委員のほか、重病説もあった88歳の李鵬元首相、さらに江政権時代に経済改革で辣腕を振るった89歳の朱鎔基元首相の姿も。白髪の朱氏は演説する習氏の後ろ姿をなお眼光鋭く見ていたが、退場する際には係員の手を借りた。いずれも「衰え」を隠せない様子だった。

 最高指導部の政治局常務委員経験者が中心の長老は「特別招請代表」の立場で出席した。香港紙によると、改革派長老で毛沢東の秘書だった100歳の李鋭氏は「招請」を受けたものの出席を見送った。理由は「体調不良」だが、習氏の個人崇拝の動きに不満を表したとの見方も出ている。

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