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【IS拠点陥落】「外国人戦闘員は戦死が望ましい」 欧州、帰国者の「テロ予備軍化」懸念

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【IS拠点陥落】
「外国人戦闘員は戦死が望ましい」 欧州、帰国者の「テロ予備軍化」懸念

16日、シリア北部ラッカ近郊アインイーサを通過し、Vサインする民兵組織シリア民主軍の戦闘員ら(ロイター) 16日、シリア北部ラッカ近郊アインイーサを通過し、Vサインする民兵組織シリア民主軍の戦闘員ら(ロイター)

 【パリ=三井美奈、ベルリン=宮下日出男】「イスラム国」(IS)のシリアでの拠点ラッカが陥落し、欧州各国はIS入りした戦闘員の帰国に警戒を強めている。「テロ予備軍」となる危険があるためだ。

 フランスのパルリ国防相はラッカ攻防戦さなかの15日、仏テレビで「戦闘員が戦死するのはよいことだ。できるだけ多くを無力化すべきだ」と述べ、シリア民主軍(SDF)によるフランス人戦闘員の殺害を容認する姿勢を示した。

 ルモンド紙によると、マクロン仏大統領も「拘束者は少ない方がよい」として、投降者の帰国は阻止すべきだとの立場。帰国した場合、政府はテロ容疑で起訴する方針だ。

 フランスからは欧州最多の約2千人がISに参加するために渡航。現在も約700人が残るとされる。特に注目されるのは、アブデリラ・イミシュ容疑者の行方。米仏両国がテロリストに指定する人物で、130人が死亡した2015年11月のパリ同時多発テロ、昨年3月のブリュッセル同時テロの立案に関与したとされる。

 また、オランダ紙によると、同国で連立政権樹立を目指す4党は、ISからの帰国者にはジェノサイド(集団虐殺)容疑の訴追を視野に入れることで合意した。ISが民間人を「人間の盾」に使ったことは国際人道法違反に当たるとの立場からだ。

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