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【中国共産党大会】習近平総書記「富強の社会主義強国に」 30年の長期目標 南シナ海の人工島造成を正当化 

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【中国共産党大会】
習近平総書記「富強の社会主義強国に」 30年の長期目標 南シナ海の人工島造成を正当化 

第19回中国共産党大会の開幕式に臨む習近平総書記(右)と江沢民元総書記=18日、北京の人民大会堂(共同) 第19回中国共産党大会の開幕式に臨む習近平総書記(右)と江沢民元総書記=18日、北京の人民大会堂(共同)

 【北京=西見由章】中国共産党の第19回党大会が18日、北京の人民大会堂で開幕した。習近平総書記(国家主席)は党中央委員会活動報告(政治報告)で、建国百周年を迎える今世紀中頃までに「富強、民主、文明、調和の美しい『社会主義現代化強国』」の建設を目指すとする長期目標を明らかにした。

 習氏は長期目標について、2020年から35年までの15年間を「第1段階」と位置付け、都市と農村の生活水準の差を大幅に縮小するなど「人民全体の共同富裕」に向けて堅実な歩みを進めると言及。さらに50年までの「第2段階」では共同富裕を実現させ、「総合的な国力と国際影響力において世界の先頭に立つ国家になる」と宣言した。

 習氏は1期5年の実績について「成果は全方位にわたり、党と国家の事業に歴史的な変革をもたらした」と自賛。経済面での成果の中で「南シナ海島嶼建設の積極的な推進」を挙げ、領有権を主張するスプラトリー(中国名・南沙)諸島などで強引に進めた人工島建設を正当化した。

 外交・安全保障問題では、現代版シルクロード構想「一帯一路」の提唱などに触れ、「わが国の国際的影響力はさらに高まり世界平和と発展に重大な貢献を行った」と言及した。

 党大会の会期は24日までの7日間。閉幕翌日に開かれる見通しの党中央委員会第1回総会(1中総会)で習氏が総書記に再選され、政治局常務委員ら新指導部の陣容が決まる見通しだ。

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