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【朴槿恵被告公判】
「法治の名を借りた政治報復だ」 前大統領が抗議「惨め、すべての名誉失った」
弁護団が辞任し、新たな弁護士人がいない場合、裁判所は国選弁護人を選任せねばならない。ただ、新たな弁護士は公判状況の把握などに時間も要するため、裁判の一層の長期化は不可避となる。年内の判決も難しくなる。このため地裁は「未決勾留期間が増え、被害は被告に回る。事件の真相究明も遅れる」と辞任撤回を求めた。
朴被告は裁判長に一礼し退廷したが、法廷では支持者の女性らが泣き出したり、朴被告に「元気を出して!」と呼びかけたりした。立ち上がり「私を(代わりに)死刑にしてください!」と叫ぶ者もおり、退廷を命じられ、引きずり出される場面もあった。