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【メキシコ地震】海軍、陸軍、警察の救助チームが主導権争い 政府の機能不全に不満うずまく

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【メキシコ地震】
海軍、陸軍、警察の救助チームが主導権争い 政府の機能不全に不満うずまく

23日に起きた地震のため、マンション崩壊現場での活動を一時中断して避難する救助隊員ら=メキシコ市(共同) 23日に起きた地震のため、マンション崩壊現場での活動を一時中断して避難する救助隊員ら=メキシコ市(共同)

 【メキシコ市=加納宏幸】メキシコ中部での地震は24日、発生から6日目を迎え、AP通信によると死者数は307人に増えた。23日朝には南部オアハカ州でマグニチュード(M)6・1の地震が発生し、複数の死者が出て、メキシコ市内でも警報が鳴り救助チームの作業は一時中断。初動段階での政府の「機能不全」(住民)と相まって、市民は捜索の遅れに不満を募らせている。

 被災者の生存率が著しく下がるとされる発生後72時間が過ぎて間もない22日午後、市中心部の被災現場で住民が民間のレスキュー隊を現場に入れるよう主張し、警官隊とにらみ合いになった。「ペニャニエト大統領とマンセラ・メキシコ市長は結果を出せ」「生存者を殺すな」と書いた画用紙を掲げて抗議した。

 現地では「現場を閉鎖し、72時間後に重機を入れてがれきを除去することを海軍が決めた」(被災者の家族)との噂が流れていた。別の現場でも、海軍、陸軍、警察の救助チームが手柄を得るための主導権争いをし、救助活動が進まない例があったという。

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