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イラク・クルド人自治区、25日に住民投票 独立賛成多数の公算 周辺国に緊張

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イラク・クルド人自治区、25日に住民投票 独立賛成多数の公算 周辺国に緊張

イラク・アルビルで開かれたクルド独立賛成派の大規模集会に参加した大勢の人々=22日(共同) イラク・アルビルで開かれたクルド独立賛成派の大規模集会に参加した大勢の人々=22日(共同)

 【アルビル(イラク北部)=佐藤貴生】イラク北部のクルド人自治区で25日、同国からの分離独立の可否を問う住民投票が行われる。実施されれば独立賛成が多数を占める公算が大きく、自治政府は独立への足がかりとする方針を示している。イラク中央政府のほか、クルド人を抱えるトルコやイランなどは国内に独立機運が波及するのを恐れ、投票が行われれば対抗措置を取ると警告しており、緊張が高まっている。

 23日、アルビル中心部の商店街には「賛成に投票を、独立にイエスを」などと書かれたポスターが掲げられていた。赤、白、緑に金色の太陽をあしらったクルド民族の旗を売る露店もある。

 「(投票を行って)周辺国が経済的に制裁したとしても問題ではない。自由は経済よりも重要だ」。商店経営のイスマイル・アブドルラハマンさん(41)が独立の意義を訴えた。

 クルド自治政府側は予算配分の増額や地方自治の拡大などを求めているとされ、中央政府と代表者同士で協議してきた。しかし、22日には、主要都市アルビルで独立支持派の集会に数万人が参加し、自治政府トップのバルザニ議長の演説に気勢を上げるなど、投票実施の流れは変わらない。

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