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【北朝鮮核実験】エネルギーは前回の10倍 小型化進み多弾頭式の恐れも

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【北朝鮮核実験】
エネルギーは前回の10倍 小型化進み多弾頭式の恐れも

 北朝鮮は今回の核実験をについて、大陸間弾道ミサイル(ICBM)に搭載する水爆実験に「完全成功」したと主張している。気象庁は前回の昨年9月よりも「少なくとも10倍のエネルギー量」で引き起こされたとしており、核兵器の威力増大と小型化の一段の進展が裏付けられた。北朝鮮が目指す米国との交渉に大きなカードとなるのは必至だ。

 東京工業大の沢田哲生助教(原子核工学)は「威力が長崎型原子爆弾を大きく上回る可能性がある。実戦用核弾頭の実験に成功したのではないか」と指摘。その上で「核弾頭は北の最新鋭のICBMであれば数本同時に搭載可能なサイズとみられ、多弾頭式の実戦配備の恐れが出てきた」とした。広島に投下された原爆は16キロトンで、長崎は21キロトンだった。

 水爆は、水素などの軽い原子核が融合してより重い原子核になるときに生じるエネルギーを利用する爆弾。核分裂を利用する原爆とは原理が異なる。元陸上自衛隊化学学校長の鬼塚隆志氏は「開発が難しい一方、同じ大きさの原爆と比べ、威力は約千倍といわれる」と指摘する。

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