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【トランプ政権】最有力側近、バノン氏解任の波紋 米紙「問題はトランプ氏本人」 イスラエル紙は「辞任後も危険な存在」

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【トランプ政権】
最有力側近、バノン氏解任の波紋 米紙「問題はトランプ氏本人」 イスラエル紙は「辞任後も危険な存在」

米ホワイトハウスでドナルド・トランプ大統領(左)と会話を交わすスティーブン・バノン氏=今年1月(ロイター) 米ホワイトハウスでドナルド・トランプ大統領(左)と会話を交わすスティーブン・バノン氏=今年1月(ロイター)

 一方で記事は、トランプ氏自身にも人種差別を容認する傾向があることにも言及する。米南部バージニア州シャーロッツビルでの白人至上主義者と反対派との衝突後に、トランプ氏が白人至上主義を明確に批判しなかったのは、バノン氏の影響などではなく、「(トランプ氏)自身の行動だった」ことなどがその根拠だ。

 その上で記事は、今後は古巣のブライトバート・ニュースに戻るバノン氏が、言論活動を通じてトランプ氏といわばタッグを組むことになるのではないか、と懸念。軍出身のケリー首席補佐官らとの政争に敗れる形でホワイトハウスを追放されたバノン氏は、政権の主流派となった「グローバル化支持者」との戦いの“殉教者”として振る舞うだろう-との政権高官の発言を引用し、その存在感を軽視すべきではないと警戒を促した。

 また同紙は同じ日の別のコラムで、ホワイトハウスにはなお、バノン氏が主張する排外的な政策を「トランプ氏の耳元でささやくバノン派がいる」として、バノン氏の影響力は残るだろうと予想している。(大内清)

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