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【トランプ政権】最有力側近、バノン氏解任の波紋 米紙「問題はトランプ氏本人」 イスラエル紙は「辞任後も危険な存在」

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【トランプ政権】
最有力側近、バノン氏解任の波紋 米紙「問題はトランプ氏本人」 イスラエル紙は「辞任後も危険な存在」

米ホワイトハウスでドナルド・トランプ大統領(左)と会話を交わすスティーブン・バノン氏=今年1月(ロイター) 米ホワイトハウスでドナルド・トランプ大統領(左)と会話を交わすスティーブン・バノン氏=今年1月(ロイター)

 保守派勢力の中にはバノン氏の辞任をホワイトハウス内での政策的敗北ととらえる向きもあるとする一方で、ペンス副大統領、コーン国家経済会議(NEC)委員長ら多くの保守派が政権内に残っていると指摘。反移民、反自由貿易を掲げる考えはミラー大統領補佐官(政策担当)らに引き継がれるとした。

 同紙が最も問題視するのは、当のトランプ氏。ケリー大統領首席補佐官を起用するなど、ホワイトハウス内のゴタゴタを減らそうと努めているが、無分別なツイートと思いつきの発言が台無しにしているとして、「トランプ氏は自らを律する必要がある」とクギを刺した。

 「戦略官は去った。だが、彼の考えは根強く残る」

 こう見出しを掲げた21日付の米紙ニューヨーク・タイムズ(国際版)は、“バノン主義”がホワイトハウスへの影響力を維持することに懸念を示した。「(トランプ氏に反対する勢力と)戦争を始める」と宣言し、保守系サイト「ブライトバート・ニュース」に復帰したバノン氏が外部で影響力を発揮すれば、同氏と激しく対立してきたコーン氏、マクマスター大統領補佐官(国家安全保障問題担当)の立場も微妙だとみる。

 同紙は、そうなるかどうかは「トランプ氏次第」だとして、「トランプ氏が定期的にバノン氏に電話するようになれば、バノン氏に影響力を与えかねない」と危惧した。(住井亨介)

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