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台湾、初の自主開発衛星打ち上げへ 対中偵察衛星には難関

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台湾、初の自主開発衛星打ち上げへ 対中偵察衛星には難関

台湾が自主開発した衛星「フォルモサット5号」の同寸大模型=17日、台北市内(田中靖人撮影) 台湾が自主開発した衛星「フォルモサット5号」の同寸大模型=17日、台北市内(田中靖人撮影)

 【台北=田中靖人】台湾が自主開発した地球観測衛星「フォルモサット5号」が25日未明(日本時間)、米カリフォルニア州から米スペースX社のロケットで打ち上げられる。1991年に始まった宇宙開発で、自主開発衛星の保有にこぎ着けた形だ。ただ、中台情勢を考慮すれば必要とみられる軍事用の偵察衛星の保有には、なお難関が残る。

 フォルモサは、ポルトガル語の「美しい」に由来する台湾の別称。同衛星は「国家宇宙センター」が主導し8年をかけて開発した。これまでの衛星は米国などの技術協力を得てきたが、5号は完全自主開発だという。防災や環境評価のための地表撮影などを主任務とし、高度720キロの軌道で台湾上空を2日に1回通過する。

 限定的な偵察任務も付与できるとみられるが、同センターは軍事用途を否定し「軍用衛星の開発は数年ではできない」としている。台湾は衛星打ち上げロケットを実用化できておらず、「機密の塊」の軍用衛星を自力で打ち上げられない悩みもある。

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