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【緊迫・南シナ海】中国が新たな埋め立て? フィリピンで警戒感強まる

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【緊迫・南シナ海】
中国が新たな埋め立て? フィリピンで警戒感強まる

中国が新たな埋め立てに向けた動きをみせている南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島。写真はスービ礁に造成した滑走路などの施設(AP) 中国が新たな埋め立てに向けた動きをみせている南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島。写真はスービ礁に造成した滑走路などの施設(AP)

 【シンガポール=吉村英輝】中国が南シナ海のスプラトリー(中国名・南沙)諸島で、新たな埋め立てに向けた動きを見せているとして、フィリピン国内で警戒感が強まっている。中国は、同諸島の岩礁などに7つの人工島をすでに造成し、埋め立ては「完了」したとしているが、さらなる軍事拠点構築を視野に入れている可能性もある。

 中国艦船などの停泊が確認されたとするのは、フィリピンが実効支配するパグアサ(英語名・ティトウ)島の周辺。フィリピンのアレハノ下院議員が15日、軍事筋の話として明らかにした。中国のフリゲート艦2隻、海警局船1隻、大型漁船2隻が11日から順次、集結したという。

 フィリピンのカエタノ外相は16日、同議員の指摘に否定も肯定もせず、ただ中国との「対話」は保たれており、同海域の状況は「大変安定している」と説明。さらに同海の係争海域で、中国と石油・天然ガス田の共同開発を年内にも着手できるとの見通しを示し、「友好」関係を強調した。

 一方、米シンクタンク、戦略国際問題研究所(CSIS)は17日、同議員の指摘を裏付ける形で、衛星写真情報などを公開。フィリピン国軍は18日、中国船と確認されれば、外交ルートで抗議する意向を示した。

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