産経ニュース

ニュース 国際

記事詳細

更新


台湾の総統府に暴漢 旧日本軍の軍刀で切りつける

18日、憲兵切りつけ事件が起きた総統府の裏口(田中靖人撮影) 18日、憲兵切りつけ事件が起きた総統府の裏口(田中靖人撮影)

 【台北=田中靖人】台北市内にある台湾の総統府で18日午前10時15分ごろ、刃物を持った50代の無職の男が侵入を試み、警備の憲兵に切りつけた。憲兵は首や手などにけがを負ったが命に別条はない。男はその場で拘束された。刃物は近くの「国軍歴史文物館」から盗んだ旧日本軍の軍刀で、かばんから中国の国旗や中台統一を求める「遺書」が見つかった。

 男は直前に文物館から軍刀を盗み、総統府に向かった。軍刀は柄と刀身の間の切羽部分に「南京の役 殺一〇七人」と刻まれており、1937(昭和12)年の南京攻略戦の「百人斬り」の“証拠品”として展示されていた。

 台湾メディアの一部は軍刀の由来に注目しているが、文物館のサイトには「九八式軍刀」との説明書きがある。事実であれば九八式の制式化は昭和13年のため、偽物の可能性が高い。

このニュースの写真

  • 台湾の総統府に暴漢 旧日本軍の軍刀で切りつける
  • 台湾の総統府に暴漢 旧日本軍の軍刀で切りつける
  • 台湾の総統府に暴漢 旧日本軍の軍刀で切りつける

関連ニュース

「ニュース」のランキング