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【中印国境対峙】
中印軍、西部国境で小競り合い

 【ニューデリー=岩田智雄】緊張状態が続くインドと中国の国境地帯で15日、西部カシミール地方のラダック付近で中印両軍の兵士による小競り合いが発生した。インド紙タイムズ・オブ・インディア(電子版)など複数のメディアが報じた。

 小競り合いは、両国の実効支配線で仕切られているパンゴン湖の北岸土手で起きた。インド消息筋は同紙に対し、中国兵が2度にわたりインド領へ入り込もうとしたため、インド兵が阻止したところ、双方の間で投石などの小競り合いが発生したと明らかにした。

 中国兵は鉄棒を手にしていたもよう。両軍兵士が軽傷を負い、双方はその後現場から撤収した。15日はインドの独立記念日だった。

 現場周辺のカシミール地方では、中印双方が領有権を主張している。今回の小競り合いについて、中国政府はこれまで公式な反応を示していない。

 中印両軍は、ブータンに隣接する国境付近で6月17日以降、領有権問題をめぐる対峙を続けており、緊張状態が広がっていた。

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