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最後の慰安婦訴訟原告死去 中国海南省の黄有良さん

 14日付の中国海南省(海南島)の地元紙、南国都市報によると、中国人慰安婦による対日損害賠償訴訟の原告だった黄有良さんが12日、同省陵水リー族自治県の自宅で病気のため死去した。中国人元慰安婦による対日訴訟の元原告としては最後の存命者だった。同紙は1927年生まれで享年90歳としているが、満年齢ではない可能性もある。

 黄さんは旧日本軍の慰安婦にされたとして2001年、日本政府に損害賠償を求め、同省の女性7人と東京地裁に提訴。一審、二審ともに旧日本軍による女性らへの監禁や暴行を認めたが、請求権は失われたなどと判断し訴えを退けた。最高裁も10年、上告を棄却し、元慰安婦による他の対日訴訟と同様に敗訴が確定した。

 同紙によると、黄さんの死去で中国本土の元慰安婦の存命者は14人となったが、いずれも対日訴訟の原告ではなかった。(共同)

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