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【矢板明夫の中国点描】「孫政才の悲劇」は終わらない 中国共産党幹部と7月中旬から連絡取れず 数十人規模で連行か

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【矢板明夫の中国点描】
「孫政才の悲劇」は終わらない 中国共産党幹部と7月中旬から連絡取れず 数十人規模で連行か

 大学教師から地方指導者に転じ、北京市順義区の区長当時には、農民の土地収用問題などをうまく解決して、中国メディアに「孫有才」(才能がある孫氏)と持ち上げられたほどだ。

 その後、農相、吉林省党委書記を経て12年から重慶市に赴任した。党中央の権力闘争と距離を置き職務に専念した。16年の重慶市の経済成長率は10・7%を記録。全国の省レベルではトップだった。

 しかし、次期党大会に向けて各派閥の抗争が白熱化した今、実績が政治局常務委員レースの追い風でなくなったことが、派閥と距離を置いてきた孫氏の誤算だったかもしれない。

 一方で、孫氏と同じくポスト習近平の有力候補といわれる胡春華・広東省党委書記は「無事に済むのか」とささやかれ始めた。

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