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【韓国新政権】北に足下みられる文在寅大統領、対話で前のめり 五輪合同チーム案実現に「制裁解除が条件」?

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【韓国新政権】
北に足下みられる文在寅大統領、対話で前のめり 五輪合同チーム案実現に「制裁解除が条件」?

24日、韓国中部・茂朱で開かれたテコンドー世界選手権の開会式で挨拶する文在寅大統領(AP) 24日、韓国中部・茂朱で開かれたテコンドー世界選手権の開会式で挨拶する文在寅大統領(AP)

 【ソウル=名村隆寛】韓国の文在寅大統領が2018年平昌冬季五輪での北朝鮮との合同チーム結成や開会式での合同入場行進を提案したことを受け、韓国統一省報道官は26日の定例会見で、「北朝鮮が(提案に)応じることを期待している」と述べた。ただ北朝鮮は文氏の提案に対し、その前提条件として対北制裁解除をにおわせており、文政権の出方が注目される。

 韓国紙、東亜日報(26日付)は、韓国でのテコンドー大会の開会式(24日)で文氏が提案した演説の直後、訪韓中の北朝鮮の張雄国際オリンピック委員会(IOC)委員が「スポーツの上に政治がある。政治的環境が解決されねばならない」と語ったと報じた。北朝鮮側は、韓国による経済制裁解除を実施の条件として求める姿勢を示した。

 北朝鮮による核やミサイルの開発に日米など国際社会が懸念を強めるなか、それでも南北対話にこだわり、問題解決の契機とみて合同チーム結成などを呼びかけた文氏。だが、北朝鮮からは制裁解除が「条件」として突き返された形だ。

 また、朝鮮戦争勃発から67年の25日には、北朝鮮の平壌で大規模な反米集会が開かれたほか、朝鮮労働党機関紙、労働新聞が社説で「自衛的核抑止力は交渉材料ではない。米国と南朝鮮(韓国)は愚かな『北の核放棄』の野望を捨てるべきだ」と米韓を非難。しかし、文氏は同日、自身のフェイスブックで朝鮮半島の平和に触れつつも、北朝鮮批判は避けた。

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