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【2018平昌五輪】韓国大統領「南北合同チーム」「開会式は共に入場行進」を提案

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【2018平昌五輪】
韓国大統領「南北合同チーム」「開会式は共に入場行進」を提案

テコンドーの世界選手権大会の会場で北朝鮮選手団と記念写真に納まる韓国の文在寅大統領(後列中央)=24日、韓国中部、茂朱(聯合=共同) テコンドーの世界選手権大会の会場で北朝鮮選手団と記念写真に納まる韓国の文在寅大統領(後列中央)=24日、韓国中部、茂朱(聯合=共同)

 【ソウル=名村隆寛】韓国の文在寅(ムン・ジェイン)大統領は24日、中部の茂朱(ムジュ)で開幕した世界テコンドー選手権大会の開会式で演説し、2018年平昌冬季五輪での北朝鮮との南北合同チームの結成と、開会式で南北合同入場行進を実現させたい考えを表明した。

 文氏は「初めて南北単一チームを結成し、最高の成績をおさめた1991年世界卓球選手権と、世界青少年サッカー大会の栄光を平昌五輪でもう一度見たい」と述べた。また、「南北合同入場で世界の拍手喝采を受けた2000年シドニー五輪の感動を、もう一度感じたい」とも語った。

 さらに、文氏は「平昌五輪に北朝鮮選手団が参加すれば、人類の和合と世界平和推進という五輪の価値を実現するのに大きく寄与する」と強調。「北朝鮮の応援団も参加し、南北和解の転機になればいい」と述べ、韓国政府が積極的に支援する方針を明言した。

 文氏は、今回の大会のため訪韓した北朝鮮の張雄(チャン・ウン)国際オリンピック委員会(IOC)委員と握手。演説では張氏や北朝鮮の演武団に歓迎の意を表明し、南北合同チーム結成などの実現に向け、IOCと北朝鮮に協力を求めた。

 大会は30日まで行われ、文在寅政権発足後としては初の南北スポーツ交流。文政権は平昌五輪の一部競技の北朝鮮開催を検討している。IOCのバッハ会長が30日の閉幕式に出席し、7月3日に文氏と会談する予定で、共催案などが協議されるとみられる。

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