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北方領土ビザなし交流 日本語講座が中断危機 露側が教材没収、返還応じず

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北方領土ビザなし交流 日本語講座が中断危機 露側が教材没収、返還応じず

北方領土ビザなし交流 仲良くなった友達と別れを惜しんで港で記念撮影するビザなし交流訪問団の中高校生たち=2009年8月、国後島(同行記者団撮影) 北方領土ビザなし交流 仲良くなった友達と別れを惜しんで港で記念撮影するビザなし交流訪問団の中高校生たち=2009年8月、国後島(同行記者団撮影)

 【モスクワ=黒川信雄】北方領土のビザなし交流の一環として実施されている日本語講師派遣事業で、国後島を訪問した日本人講師らが税関で教材を没収され、授業を行えないまま同島を離れざるを得ない可能性が出ている。北方領土をめぐっては27日には共同経済活動に向けた調査団が日本から派遣されるが、露側の対応は日本に冷や水を浴びせかねない。

 国後島を訪れたのは日本人講師や通訳など計4人。15日に同島に入ったが、授業で使用する教材を「重量オーバー」との理由で税関に没収された。

 没収はロシアが北方領土において、裁判などを行う権利である「管轄権」を有することを前提とした行為で、日本側は「受け入れられない」(外交筋)との立場だ。事業を運営する北方領土問題対策協会によると、同事業で教材が没収された例は過去になかったといい、露側が北方領土の実効支配誇示を狙っている可能性もある。

 イタル・タス通信によると北方四島を事実上管轄するサハリン州高官は23日、没収は法律に沿って行われたと発言するなど、露側は態度を硬化させている。

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