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【韓国新政権】八方塞がりの文政権 中国から「THAAD見せろ」と要求、日米とも関係こじれ「全方位外交」は妄想に

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【韓国新政権】
八方塞がりの文政権 中国から「THAAD見せろ」と要求、日米とも関係こじれ「全方位外交」は妄想に

 中国の反発を考えれば、要求を受け入れるのも一つの手だ。だが、THAADは北朝鮮のミサイルから韓国を守る要であり、同盟国である米国との関係を考えても、簡単に中国の要望をかなえるわけにはいかない。

 現に、文政権がTHAADの本格稼働を遅らせる動きを見せると、ドナルド・トランプ米大統領はホワイトハウスに「狂犬」ジェームズ・マティス国防長官らを集め、協議を行った。今月29日から予定されている米韓首脳会談でもTHAADは重要議題の一つになるとみられ、文氏が対応を誤れば、韓国の安全保障を担う米韓同盟に亀裂が走る恐れがある。

 日本との関係も、お世辞にもうまくいっているとはいえない状況だ。2015年12月の慰安婦合意について、国民感情を理由に「受け入れられない」と説明しているが、日本政府が認めるはずもなく、国家間の合意を破ろうとする韓国の横暴さだけが目立つ結果となっている。

 北朝鮮からもいいようにあしらわれている。南北関係の改善を目指し、民間団体の対北接触申請15件を承認したのだが、そのうちの1団体の訪朝を北朝鮮が拒否したのだ。

 5月10日の大統領就任式の演説で、「必要なら直ちにワシントンに飛んでいく。北京、東京にも行き、条件が整えば平壌にも行く」と述べた文氏だったが、実際に飛んでいるのは火の粉だけ。全く成果を上げられていないのが現状だ。文政権の掲げる「全方位外交」も妄想に終わってしまうのか。

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