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留学生が「米国離れ」? 大学困惑…トランプ政権に恨み節

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留学生が「米国離れ」? 大学困惑…トランプ政権に恨み節

 【ワシントン=小雲規生】トランプ大統領の政策が米国の排外的なイメージを強めるなか、米国の大学で留学生の減少が懸念されている。各大学には留学検討中の学生から米国生活への不安が寄せられており、大学側も困惑を隠せない。留学生が懸念するのはトランプ氏が公言する「入国禁止」措置や「米国第一主義」に象徴される内向きな姿勢に支持が集まる米国の風潮だ。留学先として学費が安い隣国カナダの大学が人気を集める現象も出ており、米国離れが進む可能性もある。

 「大統領選での論戦と新政権の大統領令が米国の大学の留学生獲得を混乱させているのは明らかだ」

 米国の5つの大学関連団体が4月に発表した、2017年秋入学の留学状況に関する報告書はトランプ政権への恨み節で締めくくられた。

 報告書によると、約300大学の留学生受け入れ担当者に出願状況などを調査したところ、約38%が出願が減ったと回答。なかでも中東諸国や中国、インドからの出願者が減ったとする大学が多かった。米国への留学数は10年近く増加が続いてきただけに、報告書は「減速や減少の兆候の可能性がある」としている。

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