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【韓国新政権】韓国情報機関は生まれ変われるのか 文在寅政権、国内担当官制を廃止 「政治介入を厳禁」

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【韓国新政権】
韓国情報機関は生まれ変われるのか 文在寅政権、国内担当官制を廃止 「政治介入を厳禁」

10日、ソウルの大統領府で記者会見に臨む国家情報院長候補に指名された徐薫氏(右端)。文在寅大統領(左)は就任早々、情報機関トップ人事に着手した(共同) 10日、ソウルの大統領府で記者会見に臨む国家情報院長候補に指名された徐薫氏(右端)。文在寅大統領(左)は就任早々、情報機関トップ人事に着手した(共同)

 【ソウル=桜井紀雄】韓国の文在寅政権が情報機関、国家情報院の改編に向け動き出した。国情院が政治に介入してきたとの批判を受け、トップに就任した徐薫新院長は、各機関の情報収集に当たってきた国内情報担当官(IO)制の廃止を指示した。文大統領は、海外の情報収集に特化した組織への改編を掲げている。国情院は果たして、生まれ変われるのか。

 徐氏が国情院長に就任した1日、真っ先に指示したのがIO制の全面廃止だ。IOは政府機関や各種団体、メディアなどに出入りし、情報を収集してきたが、対象組織を「監視」しているとして、批判されてきた。

 任命に当たって文氏は「まずは国内政治への介入を徹底的に禁じるべきだ」と注文を付けた。徐氏も先月末の国会聴聞会で「国情院は政権を庇護する組織ではない。国内政治とは決別する」と強調した。

 国情院は、時の政権の意向を忖度し政治的に動いた過去がある。2012年の前回大統領選では文氏を中傷するネットの書き込みの拡散を指示したとして、当時の元世勲院長が二審で有罪判決を受けた。朴槿恵前政権に批判的な文化人らのブラックリスト作りへの関与も指摘されている。

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