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【ソウルからヨボセヨ】文在寅政権は他人に厳しく自分に甘い! 「ナロナムブル」という造語も飛び出し…

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【ソウルからヨボセヨ】
文在寅政権は他人に厳しく自分に甘い! 「ナロナムブル」という造語も飛び出し…

日韓合意の見直しを掲げて当選した文在寅大統領(AP) 日韓合意の見直しを掲げて当選した文在寅大統領(AP)

 韓国でよくいわれる冷やかし言葉に「自分がやればロマンスだが他人がやれば不倫(スキャンダル)」というのがある。男女の浮気に比喩し「他人には厳しいが自分には甘い」という利己的な人間のいいかげんさを皮肉ったものだ。

 この韓国語の文章に出てくる「ナ(自分)ロ(ロマンス)ナム(他人)ブル(不倫)」を縮めた「ナロナムブル」なる造語が今、流行になりつつある。お経の「ナムアミダブル(南無阿弥陀仏)」と似ていて面白いせいもあるが、悪いことはすべて過去の保守政権のせいといってきた革新系の文在寅(ムンジェイン)・新政権が、まさにそれだというのだ。

 文政権はスタートに際し首相や閣僚をはじめ権力中枢の人事を発表した。ところが起用された要人の経歴に脱税や不動産、学歴疑惑…など“道徳的不正”が次々と見つかったため人事が頓挫している。そこで新政権は野党(旧与党)やマスコミの追及に対し、ささいな不正だから見逃してほしいと言い出したのだ。

 左翼や革新系はいつも「自分だけが清くて正義」と思い込んでいるから他人(保守系)には厳しい。朴槿恵政権を追い落としたのもその執拗(しつよう)な手口だったが、自分が権力を握ると今度は不正や疑惑追及はお手柔らかに、という。これでは「ナロナムブル」といわれても仕方ない。(黒田勝弘)

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