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比軍誤爆で兵士10人死亡 過激派にサウジ出身ら

ドゥテルテ比大統領(吉村英輝撮影) ドゥテルテ比大統領(吉村英輝撮影)

 【シンガポール=吉村英輝】フィリピンのロレンザーナ国防相は1日、南部ミンダナオ島のマラウイで、イスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)に忠誠を誓う武装勢力への攻撃中に誤爆があり、政府軍の兵士10人が死亡、7人が負傷したと発表した。5月31日の空爆で、攻撃目標から約100メートルそれたといい、連絡ミスなどの原因を調べている。

 ロイター通信によると、ドゥテルテ大統領がミンダナオ島全土などに戒厳令を布告した5月23日以降、過激派掃討にあたる兵士ら治安部隊の死者は、今回の誤爆で38人に増えた。

 過激派側の死者は120人で、うち確認された外国人8人は、隣国マレーシアのほか、サウジアラビアやイエメンなどの出身だった。専門家は、ISがシリアなどで勢力を縮小している一方、「東南アジアでは勢力を拡大し、フィリピンがその中心地になっている」と指摘している。

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