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エジプト軍がリビア空爆 バス襲撃で報復

26日、エジプト中部ミニヤ県でのバス襲撃で負傷し、病院に搬送される子ども(ロイター=共同) 26日、エジプト中部ミニヤ県でのバス襲撃で負傷し、病院に搬送される子ども(ロイター=共同)

 【カイロ=佐藤貴生】エジプト中部ミニヤでキリスト教の一派、コプト教の信徒が乗ったバスなどが襲撃された事件で、エジプト軍は26日、リビア北東部のデルナに空爆を行った。シーシー大統領は同日、テレビを通じて演説し、デルナにある「テロリストの訓練キャンプ」への空爆を命じたことを明らかにした。事件を受けて報復した形だ。

 エジプト軍当局者によると空爆は6回行われ、今後もテロリストへの訓練を行ったキャンプに対しては、国内外を問わず攻撃を行うと強調した。

 ミニヤでは26日、修道院に向かう途中だったコプト教徒が乗ったバスなどが覆面姿の男らに襲撃され、ロイター通信によると少なくとも29人が死亡、24人が負傷した。

 エジプトでは昨年12月から今年4月にかけ、北部アレクサンドリアなどでコプト教会を狙った大規模な爆発が3件起き、約70人が死亡した。いずれもイスラム教スンニ派過激組織「イスラム国」(IS)が犯行声明を出した。ミニヤの事件で声明は出ていない。

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