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台湾、同性婚禁止は「違憲」 アジア初の容認に向け蔡政権後押し

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台湾、同性婚禁止は「違憲」 アジア初の容認に向け蔡政権後押し

24日、台北市内で、同性婚容認の憲法解釈を聞き、嬉しそうに肩を組む同性婚支持者(田中靖人撮影) 24日、台北市内で、同性婚容認の憲法解釈を聞き、嬉しそうに肩を組む同性婚支持者(田中靖人撮影)

 【台北=田中靖人】台湾の憲法裁判所に相当する司法院大法官会議は24日、同性婚を認めない現行の民法の規定は違憲だとする憲法解釈を公表、2年以内の法改正を命じた。実現すればアジア初の同性婚容認となる。蔡英文政権は同性婚の法制化を目指しており、憲法解釈はこれを後押しする形となった。

 大法官解釈は、現行民法は「婚姻の自由と人民の平等を定めた憲法に違反する」と指摘。同性婚を認めても「異性婚が築いた社会秩序は変化しない」とした。さらに、法改正が2年以内に終わらない場合、証人がいれば婚姻の登記ができるともした。

 蔡総統は昨年5月の就任前から同性婚支持を表明。立法院(国会に相当)の司法制度委員会は昨年末、与野党の立法委員(国会議員)が提案した複数の民法改正案を修正して通過させ、各党代表者協議に対応を委ねた。ただ、法案をめぐり賛成派、反対派の双方がデモを行うなど対立が深刻化。蔡氏は今年2月、双方の代表から意見を聞いたが溝は埋まらず、法案審議は止まっていた。

 解釈を受け、同性婚の推進団体は「アジアだけでなく世界にとり歴史的な一瞬だ」と歓迎。法案を推進していた与党、民主進歩党の立法委員は「審議に2年はかけない」と早期成立に意欲を示した。

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