産経ニュース

【環球異見・「一帯一路」国際会議】インド・ヒンドゥスタン・タイムズ「公然とボイコットしインドは、最も声高な反対国となった」「資金調達法など説明要請を中国は渋った」と

ニュース 国際

記事詳細

更新

【環球異見・「一帯一路」国際会議】
インド・ヒンドゥスタン・タイムズ「公然とボイコットしインドは、最も声高な反対国となった」「資金調達法など説明要請を中国は渋った」と

北京で開かれた「一帯一路」の会議=14日(AP) 北京で開かれた「一帯一路」の会議=14日(AP)

 インドが「一帯一路」フォーラムへの中国の参加要請を拒否したことについて、16日付のインド紙ヒンドゥスタン・タイムズは社説で、「このフォーラムを公然とボイコットした唯一の主要国インドは、中国による大陸をまたぐ事業への最も声高な反対国となった」と伝えた。

 インドが参加を拒否したのは、一帯一路の「旗艦事業」(同紙)である中国とパキスタンを結ぶ「中パ経済回廊」が、印パ両国が領有権を争うカシミール地方のパキスタン実効支配地域を通っているからだ。

 「さらに重要なことに、事業の目的、性質、資金調達法を知りたいとのインドの要請について、中国は受け入れを渋った」と中国の対応を重ねて問題視し、「中国のインフラ事業が始動して非常ベルが鳴り始めている。スリランカなど多くの国では、中国による港湾や幹線道路の建設が、巨額の債務や高金利、政治指導者への贈賄、その国の外交に影響力を持とうとする試みを生む結果に終わっている」と支援の在り方を批判。中パ経済回廊でも同じことが起きており、「パキスタンの債務は、中国政府が最も親密な味方の国でさえ、喜んでわなにかけるという重要な教えのようなものだ」と皮肉った。

 また「陸に基盤を置く大半の事業の設計図が物語っているのは、事業が中国以外の国々を中国につなぐものであり、その国々同士をつなぐものはほとんどないということだ」と非難した。

続きを読む

このニュースの写真

  • インド・ヒンドゥスタン・タイムズ「公然とボイコットしインドは、最も声高な反対国となった」「資金調達法など説明要請を中国は渋った」と

「ニュース」のランキング