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【FBI長官解任】長官代行が上院で証言 目立つホワイトハウス主張との食い違い

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【FBI長官解任】
長官代行が上院で証言 目立つホワイトハウス主張との食い違い

解任されたコミー氏(ロイター) 解任されたコミー氏(ロイター)

 【ワシントン=黒瀬悦成】米連邦捜査局(FBI)のマケイブ長官代行は11日、上院情報特別委員会の公聴会で証言し、トランプ大統領に解任されたコミー前FBI長官について「コミー氏は現在に至るまでFBIの内部で幅広い支持を得ている」と述べた。サンダース大統領副報道官は10日の記者会見で「コミー氏はFBIの一般職員からの信頼を失った」と指摘していた。

 マケイブ氏はまた、2016年大統領選でのトランプ陣営とロシアとのつながりに関する捜査は「非常に重要と認識している」と強調し、捜査を「FBIが抱える懸案の中で最も小さな案件だ」とするホワイトハウスの主張を否定した。

 マケイブ氏はさらに、「トランプ氏と先週面会したが、ロシアについては話さなかった」と述べた上で、今回のロシア絡みの捜査でホワイトハウスとは連絡を取らないと表明。捜査の過程で外部からの妨害があれば、同委員会と情報を共有すると表明した。また、コミー氏の解任でFBIの捜査活動に「影響は出ていない」と強調した。

 一方、MSNBCテレビは11日、トランプ氏が近く予定していたFBI本部訪問を中止したと報じた。ホワイトハウスがFBI高官から「いま来ても温かく歓迎されない」と伝えられたためとしている。

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