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ドイツが北朝鮮大使館の宿泊施設閉鎖へ 賃貸料で外貨取得、安保理決議で制裁強化

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ドイツが北朝鮮大使館の宿泊施設閉鎖へ 賃貸料で外貨取得、安保理決議で制裁強化

9日、ベルリンの北朝鮮大使館の敷地内で運営されている宿泊施設(ロイター) 9日、ベルリンの北朝鮮大使館の敷地内で運営されている宿泊施設(ロイター)

 【パリ=宮下日出男】南ドイツ新聞(電子版)によると、ドイツ政府は9日までに、ベルリンの北朝鮮大使館敷地内で運営されている宿泊施設と会議場を閉鎖する方針を固めた。国連安全保障理事会による対北朝鮮制裁決議を受けた制裁強化策の一環。

 大使館はこの2物件について2004年までに業者への賃貸しを開始。特に宿泊施設は宿泊料が安く、観光名所も多いベルリン中心部に近いことから、若者を中心に観光客らの利用も多かった。宿泊施設の賃貸料は月3万8千ユーロ(約470万円)。

 国連安保理が昨年11月に採択した制裁決議は各国に対し、北朝鮮が他国で保有する不動産について、外交目的以外の活動に利用するのを禁じるよう要求。専門家はこうした利益が嗜好品の購入や核・ミサイル開発の費用にあてられていたとみている。

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