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【韓国大統領選を歩く・大邱】崩れる保守の牙城 前大統領の失態に深い失望「候補に迷うのは初めて」

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【韓国大統領選を歩く・大邱】
崩れる保守の牙城 前大統領の失態に深い失望「候補に迷うのは初めて」

 週末には大勢の人が訪れる朴正煕元大統領の生家=4月30日、韓国・亀尾(桜井紀雄撮影)  週末には大勢の人が訪れる朴正煕元大統領の生家=4月30日、韓国・亀尾(桜井紀雄撮影)

 土塀にわらぶき屋根の家屋前に4月30日、大勢の人が集まっていた。韓国南東部、慶尚北道(キョサンプクト)・亀尾(クミ)市にある故朴正煕元大統領の生家だ。近隣の大邱(テグ)から来たという金煕珠(キム・ヒジュ)さん(66)は「時代の流れか、若い世代は皆、文在寅(ムン・ジェイン)候補に投票すると言っている」とため息を吐く。

 夫の李海竜(イ・ヘヨン)さん(68)は、親北志向の最大野党「共に民主党」の文候補が支持率トップの現状に「金正恩(ジョンウン)が挑発を強める中でも危機感がない。ソウルにミサイルが落ちたらどうするんだ」と嘆いた。

 「家は貧しかったが、目の輝きから違った」。近くに暮らし、軍人時代の朴元大統領を知るというチョン・ヨンパンさん(68)は振り返る。「朴元大統領がいなければ、国は貧しいままだっただろう」

 朴元大統領は、韓国を急速に経済発展させたとして、歴代大統領の中でも評価が高い。中高年の保守層を中心に、週末には1日約千人が生家を訪れる。

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