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【北朝鮮情勢】入り乱れる3者の思惑…北朝鮮は核と対米協定望み、中国は親米政権恐れ、米国は北の核保有容認か

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【北朝鮮情勢】
入り乱れる3者の思惑…北朝鮮は核と対米協定望み、中国は親米政権恐れ、米国は北の核保有容認か

 ただ、軍事攻撃の選択肢は、想定される米軍や周辺国の被害が甚大で、事態の収拾がつかなくなる恐れが高く、あくまで「最後の手段」に位置づけられる。

 そうなれば、残された道は「外交的解決」に絞られるほかない。そしてトランプ政権は、北朝鮮の核保有を実質的に容認することで核危機を回避するという究極の決断を迫られることになるだろう。

 北朝鮮を事実上の核保有国として扱うという「プランB」はここへきて、外交・安保に携わる米政府関係者や専門家の間で、半ば公然と語られ始め、徐々に説得力を増しつつある。

 ケリー・マグサメン元国防次官補代理(アジア・太平洋担当)は25日の上院軍事委員会での公聴会で証言し、「少なくとも近い将来、金正恩体制下での非核化は実現しないと思われる」との認識を表明。マグサメン氏はその上で、「北朝鮮の非核化には至らずとも、検証可能な形で北の核の脅威を効果的に制限していく方向で同盟国と緊密に連携し、外交の行程表を策定していくべきだ」と主張した。

金正恩氏=二兎追う

 北朝鮮の金正恩朝鮮労働党委員長が強硬姿勢を崩すわけにはいかないのは、核兵器開発を続けながら、米国に平和協定締結を認めさせるという相矛盾する“二兎を追う”ことを政権最大の目標に掲げていることに端を発している。

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