記事詳細
中国国産空母、米とはまだ実力差 カタパルト備えず、艦載機数及ばず 上海建造艦はリニア搭載か
【大連=西見由章】中国国防省は初の国産空母について詳細なデータを公表していない。しかし、香港紙サウスチャイナ・モーニング・ポスト(電子版)は全長315メートル、最高速度31ノットと報じた。事実なら中国初の空母「遼寧」より船体が約10メートル長くなり、10ノット近いスピードアップが図られたことになる。
ただ性能が飛躍的に向上したとは言い難い。遼寧と同様、甲板には高圧蒸気やリニアモーターなどで艦載機を発進させる装置「カタパルト」を備えておらず、艦載機の殲(J)15は自らの推力で発艦する必要がある。このため搭載燃料や武器の重量が制限される問題は解決されていない。
搭載できるJ15の数も遼寧の約20機からは増加したもようだが、40機超の戦闘機を収用できる米原子力空母とはまだ大きな差がありそうだ。



