記事詳細
【歴史戦・第17部新たな嘘(上)】
韓国で染みついた「奴隷」イメージ 背景に複雑な賃金計算法 「『意図的な民族差別』事実と異なる」韓国人研究者が結論
三輪は朴らのように強制連行を主張する研究者に対して、自身を含め、炭鉱労働に詳しい専門家たちが「触らぬ神にたたりなし」とばかりに表だって反論を控えていた過去に負い目を感じていた。
三輪も多くの統計を調べたが「民族差別的な賃金体系などなかった」と語る。
ただ、三輪は李の論文をもって、労務動員をめぐる韓国の“日本批判”は収まらないとして、次のように語る。
「韓国は学界でさえ、道義的なイデオロギーに支配されがち。李の研究がまっとうでも、自分たちの主張と違えば、資料そのものが間違っていると言いかねない。歴史を操る行為は、まさに当時を生きた人を愚弄する行為だ」
(敬称略)
◇
ソウルに続き釜山にも慰安婦像が建てられるなど、韓国の歴史利用は終わらない。慰安婦問題、そして徴用工問題の現状を報告する。


