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【歴史戦・第17部新たな嘘(上)】韓国で染みついた「奴隷」イメージ 背景に複雑な賃金計算法 「『意図的な民族差別』事実と異なる」韓国人研究者が結論

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【歴史戦・第17部新たな嘘(上)】
韓国で染みついた「奴隷」イメージ 背景に複雑な賃金計算法 「『意図的な民族差別』事実と異なる」韓国人研究者が結論

朝鮮人労働者の賃金明細書=韓国・釜山の日帝強制動員歴史館所蔵(三輪宗弘九州大教授提供) 朝鮮人労働者の賃金明細書=韓国・釜山の日帝強制動員歴史館所蔵(三輪宗弘九州大教授提供)

 李の見方は異なる。

 「日本の青年たちが抜けた炭鉱の労働需要を充足した自然な結果であった」

 さらに、李は坑内での作業の状況にも目を向ける。「強制連行論者」が原資料として用いた九州と北海道の11カ所の炭鉱を対象にした『半島労務者勤労状況に関する調査報告』(財団法人労働科学研究所)を読み解いた李は、「坑内で朝鮮人だけが別に作業する場合はほとんどなく、大部分は日本人とともに作業した」という証言を注目するべきだと強調する。

 熟練した日本人が採炭し、経験が足りない朝鮮人は後方で炭をかき集めるという「分業体制」があった。『調査報告』によると、北海道のある炭鉱では「(朝鮮半島出身者だけで)同一作業場に配置することを認める程度に達しておらず、彼らの指導者を選出することは目下混乱を伴う」と判断していた。炭鉱に動員された朝鮮人の多くが農夫だったためという。 李は「朝鮮人を意図的に危険で劣悪な作業に配置し、差別したという通説は事実と異なる」と結論づけた。

   × × ×

 「朴慶植の研究を本格的に否定した画期的な論文だ」と、李の論文に目を通した九州大教授、三輪宗弘は喝采を送る。

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