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【歴史戦・第17部新たな嘘(上)】韓国で染みついた「奴隷」イメージ 背景に複雑な賃金計算法 「『意図的な民族差別』事実と異なる」韓国人研究者が結論

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【歴史戦・第17部新たな嘘(上)】
韓国で染みついた「奴隷」イメージ 背景に複雑な賃金計算法 「『意図的な民族差別』事実と異なる」韓国人研究者が結論

朝鮮人労働者の賃金明細書=韓国・釜山の日帝強制動員歴史館所蔵(三輪宗弘九州大教授提供) 朝鮮人労働者の賃金明細書=韓国・釜山の日帝強制動員歴史館所蔵(三輪宗弘九州大教授提供)

 例えば、北海道のある炭鉱で17年に実施した賃金調査では、日本人の82・3%が1カ月当たり50円以上支給されたが、半島出身者は25%にすぎなかったとのデータを挙げる。

 だが、勤続年数では、日本人の57・2%が2年以上なのに対して、半島出身者はわずか10・7%にすぎない。炭鉱労働では1人当たりの採炭量に応じて賃金が支払われていた。「勤続期間の長さは作業能率に反映されている」と、李は反論する。

 実は李が用いた資料のほとんどは「強制連行論者」が編纂(へんさん)したものだ。李は産経新聞の取材にこう断じるのだった。

 「(朴らが)編纂した資料は自分たちの主張を後押しするどころか、彼らの先入観とは全く違う史実を物語っている。(自分は)経済学者として(史実を)隠したりはしない」

   × × ×

 李は朝鮮人たちの労働環境にも注目し、『戦時期、日本の朝鮮人労務動員と炭鉱の労働環境』(平成27年12月27日発行)と題する論文をまとめた。

 昭和14年~19年に動員された朝鮮人のうち、約半数が炭鉱に動員され、その大部分が坑内で従事した。日本人の坑内夫は6割弱だったのに対し、朝鮮人は9割以上だった。このことをもって「意図的な民族差別」との主張の根拠としている人たちもいる。

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