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【歴史戦・第17部新たな嘘(上)】韓国で染みついた「奴隷」イメージ 背景に複雑な賃金計算法 「『意図的な民族差別』事実と異なる」韓国人研究者が結論

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【歴史戦・第17部新たな嘘(上)】
韓国で染みついた「奴隷」イメージ 背景に複雑な賃金計算法 「『意図的な民族差別』事実と異なる」韓国人研究者が結論

朝鮮人労働者の賃金明細書=韓国・釜山の日帝強制動員歴史館所蔵(三輪宗弘九州大教授提供) 朝鮮人労働者の賃金明細書=韓国・釜山の日帝強制動員歴史館所蔵(三輪宗弘九州大教授提供)

 食費や税金、労働者の浪費を防ぐための「強制貯蓄」など固定費を控除すると、賃金のうち平均43・5%が「小遣い」として自由に使用できたと計算した。

 当時、政府や炭鉱会社側は半島に残した家族への送金や貯金を推奨したが、飲食費や賭博、洋服購入に充てる者もいた。韓国内で定着しているような「奴隷労働」とは異なる実態が浮き彫りとなった。

 では、朝鮮人労働者と日本人との間に賃金格差はあったのか。

 拒否すれば罰金・懲役が科せられる「徴用」も含めて、半島出身者に適用された労務動員では給与が支払われていた。

 さらに、次官級通達や閣議決定を通じて、日本政府は「待遇について可能な限り内地人労働者との間に差別がないよう」などと国内の雇い主に要求していた。

 個別の炭鉱でも、李が賃金支給表を確認すると大きな賃金格差は見られなかった。昭和17年の日立鉱山(茨城県)では、半島出身者の1日の平均収入は2・42円と、2・39円の日本人をわずかに上回り、明治鉱業赤池炭鉱(福岡県)の20年1月~同年7月の平均賃金はともに4・82円と格差はない。

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