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【シリア情勢】米、対シリア姿勢転換も 単独行動を示唆「一線越した」

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【シリア情勢】
米、対シリア姿勢転換も 単独行動を示唆「一線越した」

国連安全保障理事会の緊急会合で、化学兵器の被害にあった子供の写真を掲げるヘイリー米国連大使(左)=5日、NY(ロイター) 国連安全保障理事会の緊急会合で、化学兵器の被害にあった子供の写真を掲げるヘイリー米国連大使(左)=5日、NY(ロイター)

 【ワシントン=加納宏幸、ニューヨーク=上塚真由】シリア北部で猛毒サリンが使われたとみられる化学兵器による空爆を受け、アサド政権に融和的な姿勢をとってきた米国が政策を転換させる可能性が浮上している。トランプ米大統領は5日、「レッドライン(越えてはならない一線)を越えた」とアサド大統領を非難。ヘイリー米国連大使も5日「国連がまとまって行動する義務を怠ったとき、われわれは自分たちで行動せざるを得ない」と述べ、米国が単独行動に踏み切る可能性を警告した。

 トランプ氏は、ホワイトハウスで行われたヨルダンのアブドラ国王との共同記者会見で、「シリアとアサド氏に対する私の考え方は変わった」とし、オバマ前政権と同様にアサド政権に厳しく対処すると宣言。子供たちに対する化学兵器攻撃が、自らの考え方に大きな影響を与えたと説明した。

 トランプ氏は、オバマ氏がシリアに対して「レッドライン」を引きながら、2013年に化学兵器使用が疑われた際、軍事行動に踏み切らなかったことが事態悪化につながったと重ねて指摘。「今は私に責任がある」と語った。

 また、シリアや北朝鮮をめぐる混乱は前政権から引き継がれたものだとの認識を示し、「私たちで解決する」と述べた。シリアに対する具体的な行動については言及を控えた。

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