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ロシア軍がパキスタンの部族地域を訪問、米印接近で関係強化

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ロシア軍がパキスタンの部族地域を訪問、米印接近で関係強化

 【ニューデリー=岩田智雄】ロシア軍代表団が3月30日、パキスタンのアフガニスタン国境付近にある部族地域を訪問し、パキスタン軍によるテロ掃討作戦を視察した。地元メディアは、露軍の訪問は初めてと伝えている。パキスタンは昨年、部族地域に隣接するカイバル・パクトゥンクワ州でロシアと初の合同軍事演習を行っており、米国とインドの接近を尻目に、関係を強化している。

 パキスタン軍は「露軍代表団は、パキスタン軍のテロとの戦いでの成果と地域に安定をもたらす努力を評価し、謝意を示した」との声明を発表した。

 部族地域には、アフガンのイスラム原理主義勢力タリバンのほか、イスラム武装勢力「パキスタンのタリバン運動」(TTP)、ロシアが警戒するイスラム過激組織、ウズベキスタン・イスラム運動などが潜伏しているとされる。

 一方、部族地域内では31日朝、爆弾テロがあり、地元当局によると22人が死亡した。TTPが犯行声明を出した。

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