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【英議会テロ】居合わせた議員の心肺蘇生処置に称賛、児童は人々を元気づけるため合唱…現場は一瞬騒然も冷静に対応

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【英議会テロ】
居合わせた議員の心肺蘇生処置に称賛、児童は人々を元気づけるため合唱…現場は一瞬騒然も冷静に対応

負傷者に救急処置を施すエルウッド議員=22日、ロンドン(AP) 負傷者に救急処置を施すエルウッド議員=22日、ロンドン(AP)

 ロンドンの国会議事堂周辺で襲撃事件が起きた際、下院は審議中で、建物には見学者も多く訪れていた。近くにいた人たちは突然の事態に一時は騒然としながらも、整然と別の建物などに避難した。警官が刺された現場に居合わせた下院議員は、即座に心肺蘇生(そせい)処置を施す冷静な対応をみせ、称賛の声が上がっている。

 警官に蘇生処置を行ったのは、保守党のトビアス・エルウッド下院議員(50)。地元メディアによると、救急隊が着くまでの間、倒れた警官に口移しで人工呼吸を実施。自分の顔に血が付くのも気にせず懸命に処置にあたった。

 エルウッド議員は現在、外務政務官(中東アフリカ担当)を務めており、軍務の経験があった。インドネシア・バリ島で2002年に発生した爆弾テロで兄弟を亡くしたという。

 「何が起きたのか分かりすぐに現場に行った」。英メディアに、そう振り返ったエルウッド議員に、同僚議員から「英雄的な努力に敬意を表する」との声が寄せられている。

 「銃声を聞いて床に伏せた。これが現実でなければいいのにと思った」。議会にいた議員は、英BBC放送に恐怖を語った。建物内のエレベーターを降りようとしていた別の議員は「戻れ、戻るんだ!」という叫び声を聞いた。階下に武装警官がいたことで、緊急事態だと察知したという。

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