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【米韓外相会談】米韓外相はそろってTHAAD配備見直しにクギ、中国の報復で韓国は米にすがるしかなく…

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【米韓外相会談】
米韓外相はそろってTHAAD配備見直しにクギ、中国の報復で韓国は米にすがるしかなく…

会談を前に握手を交わすティラーソン米国務長官(左)と韓国の尹炳世外相=17日、ソウルの韓国外務省(韓国取材団・共同) 会談を前に握手を交わすティラーソン米国務長官(左)と韓国の尹炳世外相=17日、ソウルの韓国外務省(韓国取材団・共同)

 【ソウル=桜井紀雄、加納宏幸】ティラーソン米国務長官と尹炳世韓国外相は17日の会談で、韓国での政権交代を見据えて米軍の最新鋭迎撃システム「高高度防衛ミサイル(THAAD)」の韓国配備や慰安婦問題をめぐる日韓合意の見直しを求める動きにクギを刺した。

 米国は韓国の次期政権がTHAADに反対する中国寄りの姿勢を取り、北朝鮮の挑発に対する日米韓の連携にほころびが出ることを強く懸念している。

 韓国で5月に行われる大統領選は、THAAD配備に反対してきた最大野党「共に民主党」の文在寅前代表が支持率で他の候補を大きく引き離す。

 尹氏はティラーソン氏との共同記者会見で「外交・安保政策は一貫性がなければならないと国内の政治指導者たちも認識しているはずだ」と牽制。ティラーソン氏も「次期政権は引き続きTHAAD配備を支持すると考えている」と語った。米韓は配備を前倒しし、大統領選までの完了を目指しているとみられる。

 文氏は共に民主党候補による17日のテレビ討論で、THAAD撤回への賛否を明らかにしなかったが、「配備は次期政権で国会の批准や外交努力を経て決めるべきだ」と配備を急ぐ現政府に不満をにじませた。

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