産経ニュース

【東日本大震災6年】震災直後10億円寄付した台湾人・張栄発氏を忘れてはいけない 「日本人より日本人的だった」実業家が東北に寄せた思いとは

ニュース 国際

記事詳細

更新

【東日本大震災6年】
震災直後10億円寄付した台湾人・張栄発氏を忘れてはいけない 「日本人より日本人的だった」実業家が東北に寄せた思いとは

2011年3月17日午後、宮城県名取市の仙台空港。ターミナルには津波で流された自動車や防風林が多数残されていた(鈴木健児撮影)  2011年3月17日午後、宮城県名取市の仙台空港。ターミナルには津波で流された自動車や防風林が多数残されていた(鈴木健児撮影) 

 事業拡大にいそしんでいた張氏が、日本各地の港湾に苦心しながら進出しようとした際、まず神戸港(兵庫県)が、そして仙台港(宮城県)が門戸を開いてくれたのだという。台湾の新興企業にとって参入は簡単ではなかったのだろう。生前に張氏と親交を深めた全日本空輸の元台北支店長、池本好伸氏(69)は「あのとき仙台が温かく迎えてくれたことに、張氏は恩義を感じていたようだ」と話す。

 エバー航空が日本路線を増やしていく過程でも、張氏は仙台空港への就航に並々ならぬ意欲をみせていたと、池本氏は振り返る。

 日本語で教育を受け、「日本人以上に日本人的だった」(池本氏)という張氏。その勤勉さや、徹底して物事を突き詰めようとするエピソードも伝わる。

 張氏の関連品を集める張栄発文物館(桃園市)の図書館に保管されているのは、張氏が勉強に使った海事書などだが、几帳面(きちょうめん)なメモが書き込まれ、読み込まれて縁がボロボロになっているものばかり。全日空の支援を得ながら航空事業に参入するにあたっても、ありとあらゆる関連書籍を日本で買い込み、「徹底した勉強ぶりだった」(池本氏)。

続きを読む

このニュースの写真

  • 震災直後10億円寄付した台湾人・張栄発氏を忘れてはいけない 「日本人より日本人的だった」実業家が東北に寄せた思いとは
  • 震災直後10億円寄付した台湾人・張栄発氏を忘れてはいけない 「日本人より日本人的だった」実業家が東北に寄せた思いとは
  • 震災直後10億円寄付した台湾人・張栄発氏を忘れてはいけない 「日本人より日本人的だった」実業家が東北に寄せた思いとは
  • 震災直後10億円寄付した台湾人・張栄発氏を忘れてはいけない 「日本人より日本人的だった」実業家が東北に寄せた思いとは
  • 震災直後10億円寄付した台湾人・張栄発氏を忘れてはいけない 「日本人より日本人的だった」実業家が東北に寄せた思いとは

「ニュース」のランキング