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厨房にカメラ設置し調理を公開 中国の飲食店、衛生管理意識の低さ 不信払拭狙う

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厨房にカメラ設置し調理を公開 中国の飲食店、衛生管理意識の低さ 不信払拭狙う

上海市の飲食店の入り口で、厨房内の様子を映した画面を見る女性従業員=2016年12月(共同) 上海市の飲食店の入り口で、厨房内の様子を映した画面を見る女性従業員=2016年12月(共同)

 中国の衛生当局が、飲食店の厨房内にカメラを取り付け、調理の様子を店頭のスクリーンで映して「安全性」をアピールする取り組みを進めている。中国では食の安全を揺るがす事件が相次いでおり、客の不信感を払拭するのが狙いだ。

 上海市の商業施設「凱徳龍之夢虹口」では、数十の飲食店が厨房内にカメラを設置。各店舗の入り口にある縦約30センチ、横約40センチのスクリーンには調理師らが肉や野菜を包丁で切る様子が映され、食材の仕入れ先や生産時期も検索できる。

 カメラ設置の取り組みは、国家食品薬品監督管理総局の主導で2014年から始まった厨房内の作業の透明化を進める動きの一環。中国メディアによると、上海市では現在、約2千軒の飲食店が参加しているという。当局が乗り出した背景には、食品業界の衛生管理意識の低さがある。(共同)

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