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中国の王毅外相が豪州訪問 米豪関係にくさび狙う?

握手を交わす中国の王毅外相(右)とオーストラリアのビショップ外相=7日、キャンベラ(ロイター) 握手を交わす中国の王毅外相(右)とオーストラリアのビショップ外相=7日、キャンベラ(ロイター)

 【シンガポール=吉村英輝】中国の王毅外相は7日、オーストラリアの首都キャンベラを訪問し、ビショップ外相と会談した。トランプ米大統領とオーストラリアのターンブル首相との電話会談が不調に終わるなど、きしみが生じる米豪関係にくさびを打ち込む狙いがありそうだ。

 豪AAP通信によると、ビショップ氏は会談に先立ち、豪中経済閣僚対話を北京で2月20日に開催し、李克強首相が3月24日に豪州最大都市シドニーを訪問するという日程を発表。「酉(とり)年の今年が、両国に利益と繁栄をもたらすと信じている」と述べた。

 王毅氏は中豪の信頼関係を強調。会談では、南シナ海問題や東アジア地域包括的経済連携(RCEP)、米新政権などついて意見を交換。春節(旧正月)後初の訪問国となった豪州に続き、10日までの日程でニュージーランドも訪れる。

 トランプ氏は先月28日、ターンブル氏との電話会談で、米国が豪州の難民を引き受けるとしたオバマ前政権時代の米豪合意をめぐって暴言を吐いたとされ、両者の不仲が取り沙汰されている。

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