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【トランプ大統領始動】メイ英首相、トランプ氏との「特別な関係」に期待 中露を「日増しに独断的になっている」と批判し忠告

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【トランプ大統領始動】
メイ英首相、トランプ氏との「特別な関係」に期待 中露を「日増しに独断的になっている」と批判し忠告

26日、米フィラデルフィアで演説する英国のメイ首相(ロイター=共同) 26日、米フィラデルフィアで演説する英国のメイ首相(ロイター=共同)

 【ワシントン=加納宏幸】訪米した英国のメイ首相は26日、米東部フィラデルフィアで開かれた共和党関係の会合で演説し、「新たな時代に向けて、特別な関係を新たにしよう」と述べて、トランプ米大統領との連携に期待を表明した。メイ氏は27日、首都ワシントンでトランプ氏と会談。20日に就任したトランプ氏が外国首脳と会うのは、メイ氏が初めてとなる。

 メイ氏は英国の欧州連合(EU)離脱について「欧州の国としての伝統に誇りを持ちつつも、欧州の先にある世界に目を向けているためだ」と強調。米英による自由貿易協定の締結に向けて、「トランプ氏の新政権と協議するのを楽しみにしている」と述べた。

 トランプ氏が北大西洋条約機構(NATO)で米国の費用負担が多すぎるとしていることに関しては、英国が国内総生産の2%に当たる国防費を支出していることを挙げて他の加盟国にも努力を促すとともに、「主権国家は自らの安全や繁栄を米国に外部委託することはできない」と述べた。

 一方で「英国や米国が世界を作り替えようとして他の主権国家に介入する時代は終わった」と指摘した。

 メイ氏は、中国やロシアを名指しして「国際情勢に関して日増しに独断的になっている」と断じた。また、ロシアのプーチン大統領に関しては「関与はするが警戒する」という姿勢で臨むことが必要であるとし、ロシアとの関係改善を目指そうとしているトランプ氏に忠告した。

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